DTPもWebも出来るデザイナーに
いろいろ出来るデザイナーになる
ペーパーレス化が急速に進む中、雑誌やパンフレットなどの需要は減り続けています。しかし、雑誌やパンフレットが絶滅するかというとそうではありません。フリーランスがアルバイトをするなら、この点に着目して新たなスキルを身につけていくことが出来るかもしれません。例えば、フリーランスのデザイナーがDTPもWebも出来るなら、仕事の幅は一気に広がります。得意分野以外に幅広い知識と経験があると、フリーランスには大きな強みとなるでしょう。フリーランスになったばかりのころは仕事が少なくて焦りを感じてしまうこともありますが、時間のある時こそスキルアップに励むべきです。お金を払って習うのではなく、アルバイトでお金を稼ぎながら新たなスキルが身につくなら、これほどお得なことはありません。
アルバイトのいいところ
独学の怖いところは、習得までに遠回りしすぎてしまう可能性と、間違った認識のまま覚えてしまう可能性があることです。マイペースに学べることはメリットですが、致命的なデメリットにもなってしまうのです。この部分を補えるのがアルバイトです。アルバイトはフリーランスとは違って高い専門力を求められておらず、基礎から実践的なスキルを学ぶには最適の環境です。机上で学んだだけの知識ではなく、実際に働いている先輩から生の声を聞きながら学ぶことができます。正社員とアルバイトでは立場も違うので、独学のデメリットをほどよく回避しつつマイペースにスキルアップ出来るでしょう。
未経験のWebデザイナーの仕事
Webデザイナーとしての第一歩は、サイトのチェック作業などの簡単なものからとなることがほとんどです。専門知識や経験がない人でも出来る作業なので、アルバイトに任せるには最適の仕事です。誤字脱字や入力ミスなどがないか、誰が見てもわかりやすいサイトになっているかなど、どちらかというとユーザー目線でのチェック作業なのでそれほど苦労はないはずです。Webサイトを見慣れてきたころには、テキストや画像などをフォーマットへ組み込む作業を任されるでしょう。単純そうに見える作業ですが、少しのミスでサイトの表示がおかしくなってしまう危険もあるので、ひとつひとつ丁寧に作業していく必要があります。組み込みに慣れてきたら、画像の加工などの作業などを任されることもあります。基本的なことを教えてもらったら、自分で積極的に調べることも大切です。仕事ぶりによっては、簡単なバナー作成なども任せてもらえるようになるかもしれません。そうしてコツコツと実績を積み上げていくうちに、自然とデザイナーとしての基礎が身についていくでしょう。